関西創価高等学校

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最近の記事

探究の授業(GRIT)#2_高校3年生の活動:模擬国連

辻誠一です。 思えば、私が情報科であることは皆さんにもご理解いただいているかと思いますが、探究に関してあまり執筆できていないことに気がついてしまいました。読者の皆さんには本校独自の探究活動について、情報と同じくらい知ってもらいたいですので、今回は久々にGRIT(Global Research and Inquiry Time:本校での「総合的な探究の時間」の名称)について、特に、この時期は高校3年生が「模擬国連」という本校の代表的な活動に取り組んでいるため、その内容を書きたい

    • 情報科#4_プログラミングは楽しみながら学ぼう

      情報科の辻誠一です。 私事で恐縮ですが、私はとても夏が大好きです。猛暑、酷暑とまでなると、話は別問題ですが、夏自体は、暑い中で様々な方と話をして交流する機会が増えるため、とても大好きです。 (えっ、そろそろ秋だし、冬に近づいているって?ウソーーーーー!!!) はい、とんだ茶番を読ませてしまい、誠に申し訳ございませんでした。本校でも多くの教員の方々がnoteを書き始められて、それが好評らしいので、私は書かなくていいか?と思っていたわけではないんですが、もう私の前回投稿から4カ

      • マンヨ~便り#2_”防災”を体感

        万葉図書館 司書の硲口浩美です。 9月は防災月間です。万葉図書館でも防災コーナーを作り防災意識を高めています。 そして、学校としては、今年もSAP(Safty ActiveProgram)防災フェアを開催。高校の始業式の放課後、盛大に行われました。 ①防災意識の定着 ②命を守る行動を身につける ③共助の心を育む 上記のテーマのもと様々な体験コーナーを設置。 「救助袋の降下体験」「消火栓の放水体験」をはじめ、今年は交野消防署にもサポート頂き、「消防車についてのレクチャ―」や「

        • LC Journey #4_外国人突撃インタビューin浅草の結果!?

          みなさん、、、、  「世界市民って、どんな人だと思いますか?」 改めましてみなさん、こんにちは! 地球的課題を英語で探究するラーニングクラスター/Learning Cluster(以下、LC)担当教員の1人、西村未来(みく)と申します。 先日のLCの授業では、夏休みに東京フィールドワークで行った「外国人突撃インタビューin浅草」の結果報告をみんなで行いました。 記事冒頭の質問は、LC生の一人が外国人の方にした質問です。 生徒 「『世界市民ってどういう人のことを言うと思

          LC Journey #3_プレゼン祭り

          こんにちは、関西創価高校ラーニングクラスター(LC)担当の平山拓巳(ひらやまたくみ)です。 ついに2学期が始まりました。2学期もLCの取り組みをどんどん紹介していきます、よろしくお願い致します。 8/29(木)の放課後、2学期最初の授業を実施しました。今回の授業は、生徒がさかんにプレゼンテーションを行う、表題通りの「プレゼン祭り」! 授業の前半は、生徒によるポスタープレゼンテーション。夏休み中の課題であった創立者池田先生の対談集を1冊読了した上で、対談集の内容や魅力を伝える

          LC Journey #3_プレゼン祭り

          LC Journey #2_東京フィールドワーク

          こんにちは、関西創価高校ラーニングクラスター(LC)担当の平山拓巳(ひらやまたくみ)です。 先日より更新を開始した本校の目玉プログラム「LC」の魅力について紹介していくシリーズです。今回は夏休み初日から2泊3日で実施した東京フィールドワーク(以下FWと記載)の様子についてお伝えしたいと思います。 今回のFWの目的は、1学期には学びきれなかった地球的課題について、さらに学びを深め、2学期からの探究活動の足掛かりにしていくことです。東京では、あらゆる種類の地球課題に対して行動を

          LC Journey #2_東京フィールドワーク

          LC Journey #1_LCとは?

          はじめまして。 関西創価高等学校社会科教諭で、本校の目玉プログラムである「ラーニングクラスター(以下LCと記載)」の担当をしております、平山拓巳(ひらやまたくみ)です。 同LCのプログラムは、私を含めて5人の教員が担当をしており、本日より5人の教員で協力しながら、LCの先進的な取り組みを楽しくご紹介できればと思います。「目玉プログラム」というだけあって、今後おそらく「本当に高校生の取り組みなのか?」と思わせる要素が目白押しのプログラム。ハードルを上げるだけ上げておいて、自分

          LC Journey #1_LCとは?

          マンヨ~便り#1_夏の読書のお楽しみ

          万葉図書館 司書の硲口浩美です。 図書館はセレンディピティ(思いもよらなかった偶然がもたらす幸運)の宝箱。 そんな本との出会いや、知りたい気持ちが広がる様子をこれから少しづつ紹介します。 万葉図書館では毎年、夏休み前に「七夕読書週間」として楽しいイベントを行っています。 まず大きな笹竹を館内に設置、生徒にお気に入りの本を短冊に書いてもらい「おススメ本短冊」を飾ります。 カウンターでは本を借りた人に「マンヨ~ちゃんのかき氷しおり」をプレゼント。 入り口付近には「夏の本の福

          マンヨ~便り#1_夏の読書のお楽しみ

          学年主任のひとりごと#4_「平和」を学ぶ

          こんにちは。高1学年主任の中前弘(なかまえひろむ)です。 暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 現在、夏休み。1学期の取り組みを少し振り返ってみたいと思います。 1学期の「GRIT」を振り返る本校の特色のひとつが、土曜日を中心に展開される総合的な探究の時間「GRIT」です。 「環境」「開発」「人権」「平和」を軸に、SDGsも意識しながらプログラムを組んで学びを展開しています。 「GRIT」の紹介は、ぜひキャンパスガイドをご覧ください。 1学期間には「G

          学年主任のひとりごと#4_「平和」を学ぶ

          学年主任のひとりごと#3_「栄光の日」入学記念銘板

          こんにちは。高1学年主任の中前弘(なかまえひろむ)です。 早いもので、1学期が終了しました。 期末テストが終わってからは、本校独自の「総合的な探究の時間=GRIT」の授業・取り組みや、伝統行事である「栄光の日」の活動がありました。 「栄光の日」は、1学期のお互いの健闘を称えあうとともに、創価学園創立者の人権闘争を学び、創立精神を深める機会です。 当日、生徒主体の集会を実施。マレーシアからご来賓をお迎えし、歓迎交歓会も実施しました。素晴らしい1日となりました! 高校1年生

          学年主任のひとりごと#3_「栄光の日」入学記念銘板

          Realisticdreamer#5_やったことがある人、やったことがない人

          こんにちは、関西創価高校教頭の佐藤進です。 今日は、子ども(生徒)の「やりたいこと」とどう向き合うか、について私の考えをお伝えしたいと思います。 はじめに、お断りですが、これから書くことは、佐藤進個人の考えであり、これが絶対的な正解であるとか、誰かにこの考えを押し付けようなどとは考えていません。 子ども(生徒)の「やりたいこと」への向き合い方が「180度」変わった私自身の体験が、これを読んでくださる方の参考になればという思いで書いていきたいと思います。 学年主任をさせて

          Realisticdreamer#5_やったことがある人、やったことがない人

          Realisticdreamer#4_拍手を送る人

          こんにちは、関西創価高校教頭の佐藤進です。 今年の1月の能登半島地震から半年が過ぎました。 改めて、被災された方々にお見舞い申し上げます。 発生直後は、私自身も僅かながら募金に協力をさせていただいたり、ニュースを意識的に追ったりしていましたが、半年を過ぎて、すこしずつ気持ちが離れてきてしまっていることを自覚させられます。 世の中の心痛むできごとに「当事者意識」をもち続けることの難しさを感じます。 支援に関して、多くのボランティアの方が、現地へと行かれていますが、その中の一

          Realisticdreamer#4_拍手を送る人

          Realisticdreamer#3_心理的安全性

          こんにちは、関西創価高校教頭の佐藤進です。 今日は、「心理的安全性」について、書きたいと思います。 前回、関西創価高校を「負けじ魂」が育つ学校にしたいというお話をさせていただきました。 そのためには、どんな環境が必要でしょうか。 様々な条件があると思いますが、私は「心理的安全性」が重要なのではないかと考えています。 「心理的安全性」が話題になったきっかけは、2015年にGoogle社が「生産性の高いチームは、心理的安全性も高い」と発表したことにあると言われています。 今

          Realisticdreamer#3_心理的安全性

          Realisticdreamer#2_負けじ魂

          関西創価高校教頭の佐藤進です。 さて、前回は、私たち大人が全く経験してこなかった社会を歩んでいくことになる今の高校生に、どんな「アドバイス」ができるだろうか、「どんな力」をつけてもらいたいのだろうか、というお話をしていました。 つけて欲しい「力」について考える前に、私の好きな学園生のエピソードを紹介させてください。 関西高が自慢できる様々なプログラムの一つに「UP講座(University Partnership Program=大学や企業の専門家に講師をしていただく特別講

          Realisticdreamer#2_負けじ魂

          学年主任のひとりごと#2_卒業生

          こんにちは。高1学年主任の中前弘(なかまえひろむ)です。 トップにある写真は、夕日に照らされる校舎です。最近は日も長くなり、退勤時には美しい交野の夕日に癒されます。 先日、本校で授業参観がありました。保護者の方にとっては、わが子の学校での様子を見られる貴重な機会ですが、私にとっては、お子様を送り出していただいている、人生の先輩にお会いできる貴重な機会です。また、52期が素敵な学年であることを実感してもらえる機会でもあります。 この日に嬉しいできごとがありました。 授業参

          学年主任のひとりごと#2_卒業生

          学年主任のひとりごと#1「心如工画師」

          はじめまして。 関西創価高等学校教諭の中前弘(なかまえひろむ)です。 本日より「note」の執筆を開始します。私からの更新は不定期ですが、日常をありのまま発信しながら、皆さんに関西創価を身近に感じていただければと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。 まずは簡単な自己紹介を。 私の担当教科は「英語科」です。AI(人工知能)の発達で、言語習得のあり方は変わっていくだろうと思いつつも、コミュニケーションの喜びや面白さ、学びを深めることの充実感を生徒に伝えていきたいと奮

          学年主任のひとりごと#1「心如工画師」