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マンヨ~便り#1_夏の読書のお楽しみ

万葉図書館 司書の硲口浩美です。

図書館はセレンディピティ(思いもよらなかった偶然がもたらす幸運)の宝箱。
そんな本との出会いや、知りたい気持ちが広がる様子をこれから少しづつ紹介します。
万葉図書館では毎年、夏休み前に「七夕読書週間」として楽しいイベントを行っています。
まず大きな笹竹を館内に設置、生徒にお気に入りの本を短冊に書いてもらい「おススメ本短冊」を飾ります。

おススメ本短冊


カウンターでは本を借りた人に「マンヨ~ちゃんのかき氷しおり」をプレゼント。

マンヨ~ちゃんのかき氷栞

入り口付近には「夏の本の福袋」が登場!どんな本が入っているかは、借りてからのお楽しみ!
コメントで袋を選び思いがけない本との出会いが、いつも人気の福袋です。

人気の夏の本の福袋


そして今年は「図書館に行こうDay」として日本文化を学ぼうイベント
「図書館で落語!」を開催しました。
大学時代に落研で腕を磨いた情報科の辻誠一先生と国語科の井上蓮先生に高座を依頼。
館内に関西創価万葉亭をつくり、お囃子も準備。

前座の女御亭胡喜ん

いつもとは違う先生方の姿に生徒も大喜びで立ち見がでるほどの大入満員。「時うどん」では「うどんが」が見えた!と生徒の声。

真打!辻誠一

真剣に聞き入り笑い溢れる雰囲気は寄席さながらの大盛況のイベントとなりました。
落語は「言葉の力で想像力を沸きたたせる」もの。
それは「読書」と一緒ですね。
図書館には「落語本」コーナーも設置。
様々な場面が読書につながる、そんな万葉図書館です。
それでは最後に、落語にまつわるお話を一冊
「おあとがよろしいようで」喜多川泰著 幻冬舎
人は皆、出会ったものでできている。人生応援小説です。