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友情について〜漢詩「尋胡隠君」より〜

こんにちは。関西創価高等学校 校長の大月昇です。
noteを活用し、関西創価高等学校が展開する様々な取り組みについて綴っていきたいと思います。みなさまどうかよろしくお願いします。

2024年度がスタートしました。
新たな気持ち、新たな決意でがんばりたいと思います。

4月6日の1学期始業式で私は次のようなお話しをしました。

高啓(こうけい)という中国の詩人が詠んだ「尋胡隠君(こいんくんをたずぬ)」という漢詩があります。
私の大好きな漢詩です。

渡水復渡水(みずをわたり またみずをわたり)
看花還看花(はなをみ またはなをみる)
春風江上路(しゅんぷう こうじょうのみち)
不覚到君家(おぼえず きみがいえにいたる)

陽気に誘われての散歩。
風景に、そして花に心を奪われながら、歩いて行くと
友人である胡隠君さんの家の前に来ていたという内容です。
高啓さんは、この後、胡隠君さんとどんな話しをしたのでしょうか。
恐らく、どこどこの花がきれいだったよとか、あそこの風景がまた最高だったなとか。自身が道々、感じたことを伝えたのではないでしょうか。
さらには、その感動を胡隠君さんと分かち合おうとしたのではないかと思います。

自分がよいと思ったものを理解してくれる人の存在。本当にうれしいものですね。また、それを話題にして語り合うのも楽しいものです。友人とはそういう存在ではないでしょうか?

創立者池田大作先生は、「友人」「友情」について、次のように述べておられます。

いい友人がいれば、人生の喜びは二倍になる。それが本当に「豊かな人」です。「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする」というドイツの詩人シラーの言葉は、今も変わらない真理でしょう
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創立者池田大作先生

青春対話より

ぜひ、本校生徒も高校時代に良き友人と出会い、豊かな人生を送っていただきたいと思っております。