マンヨ~便り#2_”防災”を体感

万葉図書館 司書の硲口浩美です。
9月は防災月間です。万葉図書館でも防災コーナーを作り防災意識を高めています。

防災にもいろいろあります


そして、学校としては、今年もSAP(Safty ActiveProgram)防災フェアを開催。高校の始業式の放課後、盛大に行われました。
①防災意識の定着
②命を守る行動を身につける
③共助の心を育む
上記のテーマのもと様々な体験コーナーを設置。
「救助袋の降下体験」「消火栓の放水体験」をはじめ、今年は交野消防署にもサポート頂き、「消防車についてのレクチャ―」や「煙のトンネル」体験も実施。

管理棟3階から救助袋に入って脱出!
水の勢いに、消化放水の大変さを実感
消防車を間近に消防士さんの説明に興味津々
テントの中には煙(無害)が蔓延しており恐怖を体感

また、防災グッズの使い方コーナーでは、「簡易トイレの組み立て方」
「新聞紙でスリッパを作ってみよう」「ロープを固く結んでみよう」など、
食堂(エームサービスさん)による「非常食の試食会」では非常食を美味しく食べる工夫も教えて頂きました。

更に今年は生徒の救護班によるAED体験講習会も。人形を使ってのAED講習は人命救助の準備になります。

救護班にAEDの使い方を教わり挑戦!

そして、目玉は地震体験車です。
東北大震災の揺れに近い震度を体感できる地震車は、今までの防災に対する意識を震撼させるほど。

体験するために行列ができました!


想像以上の本格的な揺れを体感

「実際、東北ではこの揺れが今の3倍長き続き、縦揺れもありました。」とスタッフの方から説明を受け、「自分も身動きが取れないような揺れのなかで、生徒を守るにはどうしたらいいのか」と深く考えさせられました。
体験することで、よりいっそうの防災意識と知識を得たSAPフェア
消防署の皆様からもお褒めの言葉を頂きました。
自助と共助を育み、命を守る行動ができる人に。生徒ともども学びの多い防災フェアとなりました。

SAPで配布した「災害の備えチェックリスト」(首相官邸)を添付します

https://www.kantei.go.jp/jp/content/000111250.pdf